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注文住宅における窓の選び方とデザインポイント!セミオーダーで理想の家を実現しよう!

注文住宅やセミオーダーで家を建てる際、
必ず壁にぶつかることは「」の配置や形状選びです。

窓は快適な生活や住宅の性能に多く影響する部分です。

失敗してしまうとせっかくのマイホームが一生不快な思いをして暮らすことになりかねません。

また、設計士に希望や理想を伝えすべて任せてしまうと、 実際に住んでみたあと後悔することもあります。

設計士を疑うわけではありませんが、最終的に判断するのはあなたです。

あなたや家族が求めるものを一番理解しているのはあなたですよね?
後悔しないためにも、ある程度自身で学んで理想の窓作りをしていきましょう。

(自分で選んで失敗したら諦めもつく。。。自分で選択しないで後悔するより、自分で選択して後悔するほうがいいですよね?) 

  • そもそもどんな窓があるのか?
  • 窓のメリット・デメリットは?
  • 選ぶ際のポイントは?

普段の生活では窓について考えることもないので、 ほとんどの方はわたしと同じで知識ゼロからのスタートだと思います。

わたし自身家を建てるにあたり、窓についていろいろ調べ、窓に時間を費やしてきました。

この記事では窓について、
「なにもわからない人」
「時間がない人」

失敗したくない人
へ重要なことだけを理解できるようまとめました。

窓選びで重要なことは、次のとおりです。

  • 窓の形状のメリット・デメリットを知ること
  • 採光性、遮熱・断熱性、掃除のしやすさ、プライバシーの確保、デザイン性の5つのポイントをおさえる
  • 適切な位置に窓を配置すること

ではさっそく、窓の種類・形状についてみていきましょう。

設置場所から見る窓の種類

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掃き出し窓

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解説
床から天井付近までの大きな窓。
庭やベランダへ設置することが多い。
メリット
・窓から出入りできる
・開放感がある、部屋が広くみえる
・採光性、通気性が良い
・災害時の緊急避難ルートになる
デメリット
・遮熱、断熱効果が落ちる
・プライバシーの配慮が必要
・カーテンやブラインドのコストが高い
・掃除が大変

はんのうくんからの一言
日本ではあたりまえのように設置されている掃き出し窓ですが、必要以上に設置する必要はないと思います。

窓をつける根本的な理由は、 快適な家にしたいからですよね? 

無意味に掃き出し窓を多く設置してしまと、 夏場は熱い、冬場は寒い、そして掃除も大変になります。

これでは快適に過ごせないですよね。
採光性、断熱・遮熱性、プライバシーの確保とのバランスを考えたうえで、 設置するかしないか選びましょう。

天窓 (トップライト)

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解説
屋根や屋上、天井など高い設置する窓。
トップライトとも呼ばれる。

同じ大きさの場合、壁に設置した窓よりも3倍近くの採光量がとれる。

自然な太陽光で部屋を明るく照らすため、人気の高い窓。種類は、一般的に開閉タイプとはめ殺しタイプの2種類。
メリット
・採光量は壁に設置した窓の3倍
・開放感が生まれる
・採光性が高いので北側の部屋なども明るくすることができる
・窓の外は空なので、プライバシー性が高い
・冷たい空気、温かい空気の循環を利用し通気性が高いため、省エネ性にも優れる
デメリット
・夏はとくに日差しが暑い
・年数が経つと雨漏りの心配がでてくる
・雨音が大きい

はんのうくんからの一言
吹き抜けのリビング上から太陽光が差し込んでくる家、 誰しもが憧れますよね。

わたし自身も、 賃貸で明るい家、暗い家などを経験してきましたが、 やっぱり太陽光の自然な光って気持ちいいですよね。

家の方角や間取りなどによっても変わってきますが、 採光性を少しでも多くとりいれたい場合、天窓はおすすめです。

ただし、他で採光性がとれているのであれば、あえてつける必要はないかと思います。

高窓 (ハイサイドライト)

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解説
天井付近の高い位置の壁に設置された窓。
メリット
・低い位置の窓より採光量が多い
・向かいの家や隣家の視線に触れないので、プライバシーが守られる
デメリット
・手動で開閉できない場合がある (リモコン式などにする必要あり)
・天井が低いと効果も低い

はんのうくんからの一言
プライバーを守りつつ、 採光性、通気性を取れ入れたいときオススメできる形状。

わたしも、横すべり出し窓(スリット)と組み合わせ、高窓を設置予定。

腰高窓

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解説
腰から上の高さにつけられている一般的な窓。
メリット
・窓の下は壁なので家具などを設置できる
・引き違い窓、すべり出し窓、上げ下げ窓など形状の選択肢が多い
デメリット
・掃き出し窓に比べると採光性や開放感が落ちる

はんのうくんからの一言
一般的にも多く設置されている窓。
ただ、これから窓を設置できるのであればデザイン性や少し面白さを求めてみては!?

地窓

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解説
床面に接した位置にある窓。
メリット
・天窓や高窓と組み合わせれば、換気効率アップ
・外から見られる心配が少ない
・採光や通風が出来る
デメリット
・開けたときにゴミや虫が入りやすい

はんのうくんからの一言
最近のオシャレな家では玄関で使われたりするケースが多い。

ただし窓をつけるデメリットを知ったうえで判断しましょう。

窓つける=遮熱・断熱効率は低下します

出窓

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解説
壁の外側へ突き出した窓。
メリット
・室内が広くなったように感じる
・出窓のスペースを生かして、物を置いたり色々な使いかたができる
デメリット
・夏は熱がこもって暑く、冬は結露が生じやすい
・ほこりなどが溜まりやすい
・窓が目立つため防犯上やや心配
・取付方法によっては床面積に算入される

はんのうくんからの一言
確かに出窓のスペースに本を置いたり、写真を飾ったりできますが、 デメリットを考えると設置はなし

コーナー窓

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解説
部屋の角 (コーナー) に設置した窓。 はめ殺し(FIX)タイプもある。
メリット
・開放的な空間になる
・採光量アップ
デメリット
・耐震性能が下がる
・カーテンで覆えない隙間ができやすい

はんのうくんからの一言
確かに街中を歩いていると、オフィスや賃貸住宅ではみかけるど、 耐震性能が落ちる場合もあるので戸建てには不向き。

スリット窓

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縦や横に細長い形状の窓。
メリット
・縦スリット窓は天井が高く見える 
・横スリット窓は設置位置を工夫することで採光性や換気効率が高くなる
・スタイリッシュでオシャレな印象を演出できる
デメリット
・開口部が細いので設置場所や天候によっては十分な光が入ってこない

はんのうくんからの一言
最近の新しい家ではよくみかけるよね! 確かにオシャレだけど、 採光性、通気性などのバランスを考え取り入れよう!

断熱・遮熱なども大事だけど、 やっぱり暗い部屋より明るい部屋がいいよね!

窓の形状

引き違い窓

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解説
2枚の窓ガラスを左右に引いて開閉するタイプの窓。
日本の窓で一番多く使われている一般的な窓。
メリット
・開閉の調整が可能
・大きな引き違い窓であれば、窓を外して大型家具などを搬入できる
デメリット
・外側のガラス掃除が大変
・機密性が悪い ・デザイン性は普通
・サッシに埃や汚れがたまる
・開く方向を間違えると虫が入ることがある

はんのうくんからの一言
一番目にする窓だけど、デメリットも多い。
わたし的には、極力設置なし。

引き込み窓

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解説
スライドさせて開いた窓が壁の内部に収納できる窓。
メリット
・窓が戸袋に引き込まれるので、開放感がある
・庭やテラスに面した窓に最適
デメリット
・他の窓に比べて、気密性が低い
・窓を収納する壁の内部に異物などが入り込むと掃除がしにくい
・設置できるだけの壁が必要

はんのうくんからの一言
昔は庭に出る際の窓として使われることも多かったけど、 最近の狭小地の戸建てでは設置は厳しい。

家が広く庭やバルコニーがある家ではおすすめ。

開き窓

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解説
開き窓には片開きと両開きがある。
片開き
解説
戸が1枚でサイドに蝶番がついて蝶番をもとに開く。
メリット
・引き違い窓に比べて気密性が高い
・ストッパーを付ければ防犯になる
・外開きの場合、外気を取り込みやすい
デメリット
・外開きの場合、開閉時に網戸をどかす必要がある
・扉を開ける際、虫が入ってくることもある
・可動域が大きため、風に煽られて破損することがある

両開き
メリット
・引き違い窓に比べて気密性が高い
・ストッパーを付ければ防犯になる
・開放感がある
デメリット
・ストッパーがないと安全性が弱い
・可動域が大きため、風に煽られて破損することがある

はんのうくんからの一言
外開きで窓を開ける際、網戸をどかす必要あるため絶対に虫の侵入を防ぎたい人には不向き。

縦すべり出し窓

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解説
たて方向を回転軸に、室外側へすべり出しながら開く窓。
開けた部分が風を受けとめてくれて、室内に風を誘導する。
メリット
・気密性が高い
・窓の中でも通気性が一番良い
・開き角度を変えることで、通風量を調整できる
・外側も掃除ができる
・引き違い窓よりも小さなスペースで設置が可能
・雲ガラスと組み合わせれば、外から見えない
デメリット
・開けたとき、外側にスペースが必要
・内開きはカーテンを設置しづらい
・雨のときは、室内が濡れる場合もある
・窓を大きく開けると丸見え

はんのうくんからの一言
積極的に取れ入れたい形状の窓。 縦すべり窓は通気性、気密性を兼ね揃えているよ!

風の強い日などは、風を受けすぎて破損の恐れがあったり、 思ってたほど採光性がとれなかったりする場合もあるから注意してね。

横すべり出窓

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解説
横を軸にして外側に開く窓。
開けた部分が風を受けとめてくれて、室内に風を誘導する。
メリット
・雨が入らない
・風の影響は縦すべり出し窓よりかはない
 ・雲ガラスと組み合わせれば、外から見えない
デメリット
・風通しは縦すべり出し窓のほうがいい
・掃除が難しい

はんのうくんからの一言
高窓などと組み合わせれば、採光性や通気性が大きくとれるので取り入れたい形状だね。

FIX窓(はめ殺し窓)

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解説
窓枠にガラスをはめ込み、固定した窓。
採光と眺望が目的。
メリット
・気密性が高い
・いろいろな形状が可能(デザイン性高)
・眺めが良くなる
・場合によってはコストが若干安い
デメリット
・室内から掃除ができない
・開閉できない

はんのうくんからの一言
快適な空間を作るうえで、採光性、遮熱・断熱性、通気性は大切だけど、 窓からお気に入りの景色などが眺められたら最高だよね!!

窓を家のどこにつけるのかの一つの目安は、そこに「切り取りたい景色」があるかどうか!

たとえば、 窓の先の景色が駐車場や向かいの家など、切り取りたい景色がなければ窓をつける必要はないし、 逆に切り取りたい景色があるんであれば、そこは後悔しないよう切り取るべきです!

そんなときにおすすめの窓の形状がFIX窓‼
ただし、通気などはできなためそこは配慮する必要があるよ。

上げ下げ窓

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解説
2枚の窓ガラスを上下にずらして開ける窓。 2枚とも可動するタイプと、片方だけ動かすタイプがある。 洋風やカジュアルな建物でよくみられる。
メリット
・大きな開口ができないのため、外部から侵入することが難しい構造で、防犯性に優れている
・引き違い窓よりも気密性が高く、断熱性能が高い
・通気性が高い
デメリット
・やや開閉しにくい作り
・2階などに設置した場合、外面の掃除がしにくい
・場合によっては若干コストが高い
・重力の影響を受けるので、窓の重量を考慮した設計が必要になることもある

はんのうくんからの一言
見た目が可愛いく、洋モダンやカジュアルな家に合う形状。 上げ下げ窓だけを取り入れている家もあるよね。

内倒し窓

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解説
ガラス戸が内に倒れて開く窓。
洗面室、トイレなどの狭い空間や水回りの換気用として使われることが多い。
メリット
・内側に開くので、室外のスペースを気にせず設置できる
・曇りガラスなどと組み合わせれば外から見えない
デメリット
・開放時に雨が降ると室内に入る
・カーテンやブラインドが取り付けられない

はんのうくんからの一言
狭小地で建築する際の候補の一つ。 外に開けるスペースがあるのであれば、室内が狭くなるので内倒し窓にする必要はない!?

外倒し窓

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解説
・ガラス戸が外に倒れて開く窓。
・煙を外へ逃がすことに適した作りで、 飲食店の厨房や公共施設など排煙の窓として使われることが多い。
メリット
・排煙(換気や湿気)に適している
・曇りガラスなどを使うことで外から見えない
デメリット
・開いているときに雨が降ると、室内に流れ込んでくる

はんのうくんからの一言
キッチンなどに設置したら便利そうだけど、 雨のリスクなどもある。

突き出し窓

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解説
・枠の上端を軸にして、外側へ突き出すタイプの窓。
(すべり出し窓とは異なり、障子の上部が固定されている)
メリット
・開放時でも雨が入ってこない
・曇りガラスなどと組み合わせれば外からの視界を遮ることができる
デメリット
・他の窓に比べて、風通しがあまりよくない

はんのうくんからの一言
通気性も換気も微妙なところ。
数ある形状のなかで、これを選択する理由はさほどない。

折りたたみ窓

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解説
窓を折りたたんで開口部分を全開にできる窓。
メリット
・庭やテラスに面した窓に最適
・開口を大きくとれる
デメリット
・断熱性が弱い
・防犯面も弱くなる

はんのうくんからの一言
わたしも、窓について調べるまでは、大開口(大きな窓)の窓に憧れていましたが、調べるいくうちに、大開口の窓よりも望むもの(目的)が明確になってきたのでやめました。

快適に過ごせる家が一番。
わたし場合は、採光性、遮熱・断熱性、通気性、プライバシーなどをバランスよく取れ入れました。

ツーアクション窓 (ドレーキップ窓)

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解説
1つのハンドルで2通りの開き方ができる窓。
縦開きと横開き、内倒しと外倒しなど、色々な形式がある。
メリット
・気密性と防犯性能が高い
・デザインが良い
・防犯対策になる
デメリット
・価格が高い

はんのうくんからの一言
住宅にかける費用に余裕があれば、取り入れたい窓。現実的には厳しい・・・。

ルーバー窓 (ジャロジー窓)

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解説
細いスリット状のガラス板が並んでいるタイプの窓。
レバーを回してガラス板の角度が調節できる。
メリット
・開く角度を自由に調整できる
・プライバシーを確保できる
・雨が入りにくい
デメリット
・防犯面で弱い

はんのうくんからの一言
最近の家ではみなくなってきた窓。 ちょっと古臭くて不人気!?

オーニング窓

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解説
横長のガラスを2~4枚ほど、縦に連結した窓。
メリット
・ルーバー窓よりも気密性が高い
・自分で交換するのは難しい
・雨が入りにくい
・複数の窓を一つのハンドルで同時に開閉する
デメリット
・自分で交換するのは難しい

はんのうくんからの一言
オーニング窓はルーバー窓よりも見かけない気がする・・・。 

回転窓

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解説
戸の中央を軸にして回転するタイプの窓。
メリット
・換気性能に優れている
・室内にいながら、外側のガラスを拭くことができる
デメリット
・網戸を外側に付けられない

はんのうくんからの一言
一般の戸建て住宅で回転窓を設置する家は少ない。

窓の選び方のポイントは|採光性|遮熱・断熱性|掃除のしやすさ|プライバシー|

窓を選ぶときは5つのポイントは、 採光性、遮熱・断熱性、掃除のしやすさ、プライバシーの確保、デザイン性です。

わたし自身もこれらのことを踏まえたうえで窓の設置箇所、形状を選びました。
ただし、一番重要なことは、 その部屋の使用用途(目的)です。

例えば、 寝室の目的は快適に眠ることだとします。 日中寝室に行くことがなく、ただ寝るだけの部屋であれば、それほど採光性はいらないですよね?

窓を多くしてしまうと、 夏は暑く、冬は寒いなどといった過ごしづらい部屋になってしまいます。

ですので、5つのポイントの前に、その部屋の目的をしっかり決めたから窓選びをしていきしましょう。

採光性

自然の光はなによりも魅力的ですね。

日当たりの良い家であれば、 どこからも太陽の自然の光を取り入れることができると思います。

日当たりの悪い家や部屋だとしても、設置する窓の形状や大きさ、 他の窓との位置関係などで採光性を高めることができます。

採光性のとりかたは、 同じ家の形だとしても、「隣家の有無」や「間取り」などでも変わってきます。

自分の家にあった採光性のとりかたを検討してみてください。 

参考:スーモさん
https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/saikou/

 遮熱・断熱性

一番知っといてほしいことは、 窓が多くなればなるほど、家の遮熱・断熱性が失われるということです。

窓の多い家に憧れますが、 窓を大きくしたことにより、冬は寒い家、夏は暑い家みたく住みづらい家になってしまったら嫌ですね。

は必要なところに、必要最小限つけることがおすすめです。

また、窓だけではなく、 窓枠、サッシなどでも遮熱・断熱効率が変わってきますので、そちらも配慮が必要です。

参考:YKKさん
https://www.ykkap.co.jp/consumer/comparison/

 (ワンポイント)
初期コストがかかったとしても、 窓の遮熱・断熱性を高めておけば、場合によっては冷暖房にかける光熱費の節約にもつながります 。

 掃除のしやすさやプライバシーの確保 

掃除は毎日の作業です。 人によっては一番重要視する人もいると思います。

採光性、通気性、断熱・遮熱性などのことも踏まえ、全体的にバランスよく、なるべく掃除の少ない窓にしましょう

窓はプライバーを確保するうえでも非常に大切な役割をします。

大きい窓(掃き出し窓等)をつけたいからと言って、 道路や向かいの家から室内が丸見えになってしまったら嫌ですよね。

プライバシーのことも考え、窓の大きさ、形状を選びましょう。 

 デザイン性 

外から見える窓の形状やサッシは家の外観デザインの一部でもあります。窓が多い家、窓が大きい家は誰しもが憧れます。

窓選びは採光性、遮熱・断熱性、掃除のしやすさ、プライバシーの確保、 5つポイントを踏まえ、あなたや家族が理想としている家に近い窓選びをしてみてください。

窓選びの失敗例

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窓をたくさん設置したら家具の置き場所に困った
窓をたくさん設置して、 開放感のある明るい部屋(とくにリビングなど)にしたいと考える方は多いと思います。

しかし、窓がある場所には家具が置けないといったことも起こり、家具の配置に制限がでてしまいます。

家具のレイアウトを想定しつつ、窓の位置や大きさ、形状を選択しましょう。

天窓を設置したら眩しすぎた
採光性に優れた天窓は、夏には眩しく暑い場合もあります。

設置する向きをよく検討して設置するようにしましょう。

外開きの窓を設置したら、開けたときに駐車している車や人にぶつかりそうになった
外開きの窓を設置する場合は、窓を開いた先のスペースが確保されているか注意が必要です。

外にスペースがない場合は、内倒し窓や上げ下げ窓にするなどの工夫が必要となります。

スリット窓を設置したが思ったより光が入らない
オシャレな印象があるスリット窓ですが、開口部分が狭いため採光性自体は高くないです。

部屋の方角などを合わせた設置を検討しましょう。

採光性や眺望を求める箇所には、窓ガラス面積が広くなるFIX窓がおすすめです。

季節と太陽の位置

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冬の太陽は夏に比べ高度が低く、部屋の奥まで光が差し込む。真冬でも日のあたる部屋は十分暖かいものです。

ですので南面が人気で価格が高いのです。
夏の太陽は冬に比べ高度が高いです。
南面の家の本当の良さは日当たりではありません。

冬場は室内に太陽の日差しが差し込み暖かく、夏場は日差しが入らないことです。
これが本当の南面の良さです。

太陽の日差しの角度・方角・立地条件などを考慮し、上手に光を取り入れ利用しましょう。

参考:YKKさん https://www.ykkap.co.jp/consumer/mado_textbook/light/https://www.ykkap.co.jp/consumer/mado_textbook/light/

家の風の流れ

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参考:三協アルミさん
https://alumi.st-grp.co.jp/products/select/window/point03/

まとめ

窓の選びかたは、住宅性能や快適性を左右します。

モデルハウスなどのカッコいい窓やオシャレな窓に憧れますが、それぞれの特徴やメリット・デメリットを知って、検討してくださいね。

わたしは窓からの景色も楽しみたいので、採光性がとれて、景色を楽しめる方角に窓を集中しました。

そして、窓は極力必要最小限としました。
あなたや家族の目的に合う窓を選び、快適な空間をつくりあげてくださいね。

この記事がなにか一つでも参考になれば嬉しいです。