まず気になるのは、「トーベ・ヤンソン」ってなに?
トーベ・ヤンソンとは、ムーミンのイラストレーターとして有名なフィンランドの作家です。この公園は彼女の名前にちなんで、「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」と名付けられました。
(2017年6月に「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」に改称)
園内さまざまなところでムーミンの世界観が表現されており、「ムーミン×北欧の世界」が体感できる公園です。
公園は埼玉県の飯能市にあり、なんとこの公園、入園料が無料なんです。
遊園地のような乗り物などはありませんが、美しい花々に彩られた遊歩道をのんびりと散歩したり、
ピクニックやレストランで食事をしたりしながら、落ち着いた雰囲気で園内を楽しむことができます。
また、秋になると、公園は色とりどりの紅葉の見事な展示となり、写真好きにとって理想的な場所になります。
紅葉の見頃は例年11月下旬〜12月上旬で、特に息をのむほどの美しさです。
カメラを忘れずに!
それではどんな遊び場があるのか見ていきましょう!
遊び場の紹介
きのこの家
ユニークな大きな「きのこ」の建物「きのこの家」は、公園内でも人気の建物で、さまざまなメディアで取り上げられています。
建物は高さ約6〜7メートル、幅約5メートルで、1階にはステンドグラスの窓があります。
窓からは公園を眺めることができ、冬には暖炉が薪を燃やして建物を暖かく保ちます。
2階は、よじ登って、くぐって、のぞき込むことができるアスレチックのような構造になっており、お子さんとの遊び場としても最適です。
子ども劇場
子ども劇場は、おもにコンサートやイベント時に使用され、樹齢100年のヒノキの丸太で作られたホールです。
イベントが開催されていないときは、お子さんと一緒に走り回ったり、寝そべったりできます(遊具やおもちゃはありません)。
ホールの下には、水の音が響き渡る洞窟のような構造となっており、このエリアには、管理事務所とトイレもあります。
森の家
森の家は地元優良木材の「西川材ヒノキ」を使用した建物で、
1階にはトーベ・ヤンソンさんやムーミンにまつわる資料を展示する展示コーナーがあります。
2階にはゆったりと座れるブックコーナーがあり、自由に本を読むことができます。
レストラン(カフェプイスト)
(「プイスト」とはフィンランド語で公園という意味)
カフェプイストは静かな森の木々に囲まれた北欧の雰囲気が漂う森のなかにあるレストランです。
外観は明るい鮮やかなブルーの壁で、店内は木のぬくもりを感じさせ、静けさとくつろぎの中でお食事を楽しむことができます。
キッズスペースやキッズメニューもあるので家族連れにはとてもオススメです。
(テイクアウトもでき、園内で食べることもできます)
また、カフェ運営事業者は地元飯能市で無農薬・無化学肥料の野菜を作る「ひより農園」さんで、宮沢湖近くの畑で野菜を作り、市内で八百屋さんも運営しています。
営業時間:10:00〜17:00(L.O.16:00)
TEL:080-4122-0141
園内ギャラリー
公園情報
公園名 | トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園 |
住所 | 埼玉県飯能市大字阿須893番地の1 |
料金 | 無料 |
開園時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 月曜日 |
TEL | 042-973-2111 |
駐車場 | あり |
アクセス | ー最寄り駅ー 西武池袋線「元加治駅」から徒歩20分 ー最寄りICー 圏央道「狭山日高IC」「青梅IC」から20分 |
公式URL | https://hanno-city.info/akebono/ |
公式YouTube | https://youtu.be/B1Huq1F2Mok |
周辺の遊べる施設
まとめ
ムーミンと北欧の世界観を体感できる「トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園」は、自然を満喫しながら家族でのんびり過ごせる最高の場所です。
ピクニックを楽しむためのベンチや芝生スペース、美味しいランチが楽しめるカフェプイストがあり、完璧な休日を過ごせます。
さらに、入園料と駐車場は無料なので、気軽に訪れることができます。
次の休日は、この飯能の隠れた楽園、トーベ・ヤンソンあけぼの子どもの森公園で家族でリラックスしませんか?
(森の家の裏手(公園の管轄外)にあるハイキングコースから桜山展望台まで行くことができ、周辺地域の素晴らしい景色を眺めることができます。)