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飯能市での生活:そのマイナス面と私の経験(移住して1年を振り返る)

東京圏から飯能市に移住して1年が経ちました。

前回は、移住して良かったこと3つをあげさせてもらいましたので、今回はマイナス面や不便を感じたこと3つをお伝えしたいと思います。

ではさっそくその3つとは、

  1. 限られた病院
  2. 車に依存するライフスタイル
  3. 都市部とは違う気候・環境(寒さ、花粉)について

です。

1 限られた病院

飯能駅から半径3km以内の飯能市の市街地に住んでいる場合は病院に困ることはありません。

しかし山の方(飯能駅から西方面)へ行けば行くほど病院が少なく、診療科目(内科、小児科)も限定されます。

一般的な風邪、軽い怪我であれば問題ないのですが、市街地であっても全体的に病院が古く、都市部のような設備が整った病院は少ないです。

はんのうくん

(設備が整っている=良い病院とは限らない)

わたしも市街地で暮らしていますので病院に困ることはほとんどないのですが、移住する前と一番変わったことは車で病院に行くようになったことです。(現実的に歩きでは不可能)

都市部で暮らしていた頃は自転車や徒歩圏内に行ける病院があったのですが、飯能市では車での通院が必須で、病院も限られてしまいます。

2 車に依存するライフスタイル

田舎暮らしは車生活のイメージだと思いますが、実際に住んでみてその通りでした。

わたしも以前は家族で1台しか車を持っていませんでしたが、引っ越してきてからは1人1台、車が必要だと実感しました。

以前は自転車での生活が主だったのですが、今では食料品の買い物、子どもの迎え、病院の通院などすべて車に頼っています。

ペーパードライバーや免許がない方は不安を感じると思いますが、飯能市で生活していくうえでは運転する準備(心構え)をしておくことをお勧めします。

あともう一つ気になったことは、地域のみなさん運転があらい?(スピードを出す)です。

わたしも決して人に褒められるような運転ではありませんが、都市部と違って信号機が少ないため、スピードを出す人が多いです。

小さなお子さんがいる家庭では特に気になるかもしれません。

飯能市やその周辺で住宅の購入を検討している場合は、交通事情や安全対策をしっかり調べておくことが大切です。

3 都市部とは違う気候・環境(寒さ、花粉)について

気温が低い

飯能市の市街地は、都市部に比べ標高が若干高く、気温も低いです。(標高:「池袋海抜約30m」「飯能駅抜約110m」)

冬場、日常出掛ける際の防寒対策は以前と変わらないのですが、一番困ることは、「朝、車のフロントガラスが凍結」することです。

冬の間、朝5時から7時頃に運転をする人は、フロントガラスの凍結処理(氷を溶かす作業)が必要で、溶かすのに時間がかかります。

近所のどのご家庭も出勤15分〜30分前前後になると、エンジンをかけたり、フロントガラスにお湯をかけたり(推奨はしません)して、凍結処理を行っています。

都市部で暮らしていたときはフロントガラスが完全に凍ることは年に数回程度でしたが、飯能市では冬場(12月とくに1月、2月)はほぼ毎日凍結しています。

都市部から飯能市への移住を考えているなら、このようなこともあることを頭の片隅においといて下さい。

花粉(私の経験)

飯能市は、市域の75%が森林に覆われた豊かな自然環境で知られています。

市内に密集している杉の木やその他の植物は、花粉の主な供給源です。

一般的に飯能市は花粉が多いとされていますが、もともと花粉症のわたしとしては、都市部と大差はないと感じました。

都市部に住んでいた頃も、花粉の時期になると花粉症で目のかゆみや腫れ、鼻水がひどかったです。

飯能に引っ越してからも症状に大きな違いは見られませんでした。

(山の方では花粉症の症状はもっと酷くなるかもしれません)

飯能市に住むことを検討している花粉症の方に、わたしの場合は都市部に住んでいた頃とあまり違いは感じられませんでしたが、飯能市は花粉が多い地域だとされています。

私の経験を共有させてもらうと、花粉症の人はどこに行っても花粉症です! 

それでも、自然に囲まれた飯能市での生活は、検討に値するかもしれません。

まとめ

飯能市に住むことには多くのメリットがありますが、「限られた病院」「車に依存するライフスタイル」「寒さや花粉」などの課題もあります。

飯能市への引っ越しや移住を検討している人は、これらの課題に適応する準備をしておく必要があります。

なにか一つでも参考になれば嬉しいです。
最後までありがとうございました。